社長ブログ

木に学べ

2018.09.13

先日、西岡常一さんが書いた「木に学べ」という本を読みました。

西岡さんは法隆寺の棟梁として有名です。

私の実家は昔の地名で「法隆寺東里」ですが、西岡さんの実家は

「法隆寺西里」というところにあってすぐ近くです。

私がこの業界に入って間もない頃、西岡さんのこともあまり知らな

かったころですが、親戚の方が家を建て替えてほしいというので、

声をかけてくれました。

ある通りのほぼ真ん中にあって正面から見ると左右対称の形をして

いました。

変わった形の家だなとは思っていたのですが、実は昔この村(町)

の役場だったそうです。

払い下げられた役場を住居にしていたようです。

建て替えとなって設計の先生と一緒に伺いました。

そうしたらその家の図面が出してくれました。

図面といっても看板板のようなものでしたが、その図面の端に「西岡常一」

の署名がありました。

この役場も造られたのでしょう。

設計の先生が驚いておられたのを覚えています。

「木に学べ」同じ法隆寺を見るのなら時代の変遷に伴って造りが移り変わ

っているところに気付いてほしいといったことが書かれています。

古いだけならそのへんに転がっている石の方がずっと古いものがあるとい

うことです。

法隆寺といえばほとんどすべてが飛鳥時代に造られたものというイメージが

ありますが、当然改修もされています。

室町時代や大正の時代にも改修されています。

西岡さんが見るとその違いがわかるそうです。

台カンナ(現代のカンナ)で仕上げられた柱とヤリガンナで仕上げられた柱で

は表情がまったく違うそうです。

今度その本を片手に法隆寺を回ってみようと思います。

模型.png

こちらは9月23日(日)・24日(月)に完成の見学会をさせてもらう家の模型です。

IMG_5844.JPG

法隆寺とは比べられませんが、長持ちする家であってほしいです。

長期優良住宅の認定も取っています。

平屋に関心のある方は是非ご覧になってください。

今井町

2018.09.12

P9120023.JPG

橿原市の今井町です。

久しぶりに街中を散策してきました。

まだ少し空き家が残っていますが、改修が進んで空家

もかなり減ってきているようです。

数年前と比べても違いは明らかです。

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通りによっては電柱のないところもあります。

やはりこの街並みに電柱は似合いません。

今井町は「重要伝統的建造物群保存地区」になっています。

家を改修するに当たっては補助金が支給されますが、基本

建て替えはできません。

すべてリフォームです。

町並みを保存するための施策です。

どこを見回しても、先日の台風の影響はなかったようです。

国の重要文化財が9件、県指定文化財が3件、市指定文化財

が5件とさすがに、「大和の金は今井に七分」といわれるほ

ど繁栄した町です。

1日散策しても回りきれません。

東京タワー

2018.09.09

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六本木ヒルズの展望台からの景色です。

52階、270mの高さにあるそうですが、東京タワーが

ずいぶん小さく感じます。

東京タワーといえば、私の時代では中学校の修学旅行で

見学に来ました。

昇りはエレベーターでしたが、何を思ってか帰りは外部の

階段だと思いますが、そこを降りて帰ったのを思い出しま

した。

当時はもっと大きかった(高かった)という覚えがあり

ますが、いまや周辺に高層ビルが立ち並び、やや埋もれた

感じに見えます。

どんどん高層化が進みますが、やっぱりここで大きな地震

が来たら怖いですね。

当然、十分な耐震、免振はされているとは思いますが。

東北の震災の時、免振ビルにいた友人がビルの揺れに伴って

「向こうに見えるビルが隠れたり見えたりしていた」と言って

ましたが、あまり気持ちのいいものではありません。

建築の日本展

2018.09.08

DSC_0278.JPG

六本木ヒルズで開催されている「建築の日本展」に来ています。

別件のついでに立ち寄ったのであまり時間がなかったのですが、

興味深いものがたくさん展示されていました。

ただ、写真撮影がほとんど禁止されていて少し残念でした。

知らずに撮影そして注意されている人がちらほらいたくらいです。

写真は千利休の茶室を原寸で再現したものですが、にじり口から

室内に入ることができます。

障子の桟が竹で組んであったりと、かなり忠実に造られていましたが

やはり現物でないととは思いました。

大きくは展示されていませんでしたが、「会津さざえ堂」は参拝者が

すれ違うことのないよう2重螺旋のスロープを木造で造り上げているのは

よく考えたものだと思います。

レオナルドダビンチ設計の構想が日本に伝わったのかもという説もある

ようですが、よく造ったものです。

もう一つが、「日光東照宮の五重塔」。

この五重塔は心柱が屋根から吊下げられていて地面から浮いています。

この構造は東京スカイツリーでも採用されています。

また、屋根は上から被せているだけで屋根を支える柱の結合部は釘が

使われておらず、くぼみに柱がはまり、乗っているだけという構造

です。

地震が来たときに揺れを吸収するんですね。

法隆寺の五重塔は心柱が地面に立っていてがっしりしているようですが、

屋根の四隅に出ている隅木という木を強い力で押すと動くんだそうです。

ゆらゆら動いて、力が抜けるとまた治まるようになっているそうです。

塔とはそのように造るものだと「西岡常一」さんは言っておられます。

9/17までの開園ですが、機会があれば行ってみてください。

じっくり見て回ると1日たっぷりかかるかもしれません。

台風が過ぎたと思ったら、地震

2018.09.06

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台風被害も冷めやらぬ間に今度は北海道で地震が起きました。

日本列島はどうなっているのでしょう。

今や全国各地が災害復旧に追われている状態です。

北海道ではこちらの台風被害どころではない状態でしょう。

前回の地震で屋根の瓦が落ちてしまい、その復旧も出来ないうちに

今回の台風でさらに屋根の被害が増えています。

前回の復旧さえ先が見えないと言っている業者さんがいましたが、

この先どう対処していけばいいのか途方に暮れているかもしれません。

こちらではまだ被害が少なかったといっても、現時点ではシートを

かけて回るのが精いっぱいの状態です。

昨日も瓦が飛んだというので現地に職人さんに行ってもらったところ

お隣さんがきて、「うちもお願いします。瓦屋さんが来てくれないんです。」

といった状態です。

復旧が遅々として進まないのは、業者さんや職人さんの絶対数が減って

きているのも一つの理由かもしれませんが、そんなことも言ってられま

せん。

雨が降るたびに雨漏れを気にしながら住み続けるというのも気の毒です。

今は職人さんに無理を言っても動いてもらうしかありません。

真夏日が続き、あちこちで災害が起きて住みにくくなったと感じますが、

それをいってもどうにもなりません。

物理的にも職人さんができる仕事量は今以上に増えることはありません。

申し訳ないですが、しばらく辛抱して待っていただくしかありません。

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