社長ブログ

墨付けという技術

2013.11.19

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古材の丸太を墨付けしているところです。

丸いというだけで難しくなりますが、曲がっているのでさらに難しくなります。

墨付けというと墨壷と墨差がセットですが、昔ながらのあの黒い墨壷はあまり

見なくなりました。当社の大工さんも持ってはいますが、もっぱらプラスチック製

の墨壷を使ってます。墨と糸で直線をひくとはよく考えたものです。

発祥はエジプトらしいですが、実用化されたのは中国です。

法隆寺に墨壷を使って線を引いたであろうと思われる材料があるらしいです。

糸の先についてるピンのようなものはカルコと言います。

また、木材の上に置いてある細長い木(4㎝各程度)は尺杖と言ってスケール

の代わりになるものです。

 

パッシブソーラーとスマートハウス

2013.11.17

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パッシブソーラーとかアクティブソーラー 一時期よく言われたように思いますが、

最近は、ほとんど言われません。太陽の熱を積極的に使うか受動的に使うか、

どちらかの機能を持った住宅です。今では、アクティブソーラーハウスは、

スマートハウスといったほうが解りやすかもしれません。

スイッチ一つで室内の冷暖房を働かせることができますし、その電気も太陽光

で発電できる時代です。しかも蓄電することもできます。住む人にとっては受動的

で楽な生活ができます。一方パッシブソーラーはそれほど有効的に電気などの

エネルギーを使わず窓を開放することで風通しを良くしたり、簾などで日射を

遮ったりといったことが必要になります。

住む人にとっては能動的で、少し手間がかかります。

どちらがいいかは住む人の考え方次第です。

しかし、健康という面からみるとやっぱり多少手間がかかってもある程度自然

に従ったほうがいいはずです。そのほうがコストもあまりかかりませんから。

柿農家

2013.11.16

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吉野の柿農家さんの家です。引き渡しして1年になります。

外構工事も終わって落ち着きました。

打合せ当時、柿農家さんの年間スケジュールの忙しさに

驚かされましたが、農閑期を見計らって何とか打合せを

しながら引渡しさせてもらいました。

それから毎年こちらに柿を買いに行ってます。

斑鳩に住んでいて柿も珍しくはないですが、やっぱり出荷

されているだけあって大きさも味も格別です。

干し柿にしてもかなり大きなものができます。

写真の柿は、5Lという種類で500グラムほどあるらしく、

あまり採れるものではないそうです。

今年は雨が少なかったので、ひときわ甘いそうです。

輻射熱も体感温度に影響する

2013.11.14

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紹介のお客様からリフォームの相談の電話があり、お伺いしてきました。

伺って驚いたのですが、新築されたばかりです。新築して初めての冬を迎えようと

していたところ外壁側の壁から冷気が流れてきて寒くて我慢できないといわれます。

ご自身でも建築業者の方に壁がどうなってるのか問い合わせされたようです。

仕様書を見せてもらったところ外壁がサイディング、壁の中は100ミリのグラスウールに

12.5ミリの石膏ボード張り、クロス仕上げです。サッシもペアガラス(断熱樹脂サッシではない)

ですから、一般的な現代の仕様です。確かに壁際に立つと冷たい感じがします。

以前は土壁の家だったらしいですが、両側を別の家に挟まれていたせいかそれほど苦に

ならなかったそうです。「土壁のほうが断熱はいいんですか」とも言われてましたが、断熱効果

だけでいえばグラスウールのほうが上です。ただ、蓄熱と調湿という効果はあります。

当社は、エアパスという工法をメインにしているので、あまりグラスウールの新築の家に入った

ことがないですし、仕上げ材も無垢材を使うので単純に比較できませんが、これくらいの体感

温度なんでしょうか。施工不良ということも考えられますが、今時めったにないでしょうから、

結局、壁にスチロール系の断熱材をもう一枚増貼するという提案に落ち着きました。

(本人もそう望まれるので)

写真の窓が白いボードでふさがれているのは、断熱材です。

寒くてたまらないので自分でされたそうです。

 

天然乾燥と機械乾燥

2013.11.13

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写真は、木材の乾燥機です。

木材は、伐採時含水率は100~200%ほどあるといわれます。

乾燥が十分でない状態で使用するといろんな不具合が生じます。

また水分が多いと腐朽の原因にもなります。

そこで短期間に住宅に使用できる状態にするために開発されたのが

写真のような乾燥機です。表面の割れを防止するために高温の蒸気を

吹付ながら乾燥させます。

約2週間くらいで含水率20%程度にすることができます。

棟数をたくさんこなす住宅会社さんはどうしてもこれに頼ることになります。

便利な機械乾燥ですが、やはり不具合もあります。

繊維の状態が変化したり中の水分が沸騰するためか焦げたようなにおい

がします。また、加工するとき固いのですが、粘りがない感じがします。

一方、昔からある天然乾燥という方法もあります。伐採後、葉をつけたまま

しばらく寝かしておく「葉枯らし」の後、製材して1~2年置いておく方法ですが、

資材の回転が悪くなりますし、場所も必要になります。一昔前まではもっと

長い期間乾燥させていたようですが、今ではほとんどこれくらいらしいです。

不十分とはいえこれが本来の木の使い方だと思います。

能率重視の時代ですが、いいものを永くつかうにはやはりそれなりの時間

と手間は必要です。

 

 

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