社長ブログ

これからの家の耐久性

2016.05.22

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家の耐久性というのは、実際に100年、200年経過してみて初めてわかります。

残念ながら建てた本人は確かめることはできません。

いくら建てたハウスメーカーや工務店が「この家は100年は大丈夫です」と言って

その時住んでいる人がいて初めて実証されます。

理論上は持つはずだという話はいくらでもあります。

新しく開発された建材でも耐久試験で結果を出しているといってもだれも確かめ

られません。

長期優良住宅の取得項目の中に劣化対策等級という規定があります。

土台や柱の腐朽対策についての規定ですが、これを処置すれば家は何年持つ

のでしょうか。

おそらく、今の建築基準法では50年位を目標にしているのでないでしょうか。

「100年住宅」という標語を掲げるところもありますが、今の住宅ではまず無理で

しょう。

実際、100年もつかなどを実証できるのを待つこともできません。

今現在開発されている技術の中には100年後も生きているものがあるかもしれ

ません。

しかし、実際日本には100年200年持った家が現存しています。

新しい技術ももちろん進化のためには必要ですが、現存している住宅から学ぶもの

もあるはずなのにどちらかというと否定されがちです。

たとえば地震が起きるたびにこのような古民家と言われる家は真っ先に剛性が採れ

ていないから倒壊したと報道されます。

100年200年持った家があるのなら、実際に大きな地震にも遭遇しているはずです。

それが残っているということは耐震性も確保されていると判断してもよさそうなもの

です。

当然、100年も200年も経過すれば劣化もします。

倒壊することもあるでしょう。

建てたばかりの家はそう簡単には倒壊しません。

古民家と言われる家は現代の人には住みにくい間取りになっています。

同じような家に住みましょうと提案するわけではありませんが、取り入れるべき点は

たくさんあります。

大量生産をしなければ経営を続けることができない会社や建材メーカーが増えたこと

それを使わざるを得ない状況が寿命の短い家づくりをする体質へと変わってしまった

のかもしれません。

戦後の住宅不足を解消するには仕方のなかったことですが、住宅が余り始めている今が

家づくりを考え直すいい機会かもしれません。

瓦屋根の葺き替え

2016.05.21

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瓦の葺き替えです。

今も土葺きのままの家が結構あると思います。

瓦屋根は長持ちしますから、そう何度も葺き替えするようなことはありません。

90年から100年は経っているかというような家もあるくらいです。

ただ、ここ数年の地震のせいか屋根の重みを気にして土を下ろすために葺き

かえる人もいます。

確かにこれだけの土があれば相当な重さです。

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昔の瓦葺きは、今のように野地板も隙間なく敷かれていることはなく、そこに直接土

を敷いて瓦が葺かれています。防水紙というものがないんですね。

私の実家もそうでした。

2階の奥の物置部屋に入ると野地の杉板が隙間だらけでそこに土が引っ掛かって

いるようなもので、隙間から空が見えるところがあるくらいでした。

それでも意外と雨が漏れないのですから、職人さんがうまかったのでしょう。

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ルーフィングという防水紙と瓦桟が敷かれました。

変わったルーフィングです。

銀色で熱を反射するようになっています。

熱を反射するようになっているルーフィングは増えました。

どれほど効果があるかはわかりませんが、屋根の軽量化・簡略化

そしてここ数年の夏の暑さにを防ぐために増えてきたようです。

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よく見ると、たくさんの突起が付いています。

おそらく瓦と防水紙の間に隙間を作って空気が通りやすくしているのでしょう。

また接点が小さくなることで熱が伝わりにくくなります。

土葺きの瓦から土を取り除くと断熱材を無くすようなものですから、このような

工夫をしないと葺き替えるなり「暑くなった」となります。

どれほどの効果があるかは体感してもらわないとわかりませんが、対策は

必要です。

今の瓦屋根は昔ほど長持ちしないかもしれませんが、これで50年か60年は

大丈夫でしょう。

お引渡をして5ヵ月

2016.05.19

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 リフォームさせていただいたお家にお邪魔してきました。

お引渡からほぼ5カ月になります。

玄関がきれいに飾られていました。

つい、完成時や施工前が気になって保存されている写真を

探してみました。

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何もないとこんなだったんですね。

やっぱり殺風景です。

きれいに飾ってもらえるとうれしいです。

住んでおられる方はもう以前はどんなふうだったか覚えておられない

かも知れません。

意外とそういう人が多いです。

着工前の写真もありますが、ここでは控えさせてもらいます。

お庭にはこんなのがありました。

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きれいに苔が生えていて水を貯めた甕のようですが、内部が空洞に

なっているようです。

ちょうど水琴窟の状態になっているらしくきれいな音が響いてました。

快適に過ごしていただいているようで何よりです。

見学会は何のためのあるのか

2016.05.07

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住宅の見学会と言えばどこの会社も行っています。

おそらくハウスメーカーが先駆けで、地域の工務店もそれを真似て

行うようになったのでしょう。

私がこの仕事を始めた頃は、どこも普通に見学会をしていました。

当初はやはりお客さん来てもらうにはチラシでした。

他社のチラシを参考にしてみたり、独自で考えてみたり、中には

これは反響が良かったと思うものもありましたが、今見てみるとよく

こんなチラシをまいていたものだと思うものまであります。

新しいお客さんを集めるにはチラシなどの広告は必要ですが、

ここ数年当社はチラシは撒いていません。

H.Pの掲載とD.Mだけです。

まじめに考えている人だけに来てもらうのが狙いです。

今まで、チラシや折り込みでたくさんの人に見に来てもらったことも

あるのですが、やはり真剣に考えている人は数組です。

興味本位で見に来る人が大半です。

特に近所の人には特徴があります。

建てたばかりの人が「負けん気」で見に来る人や「自分の家がどの

ように見えるか」を見に来る人もいます。

チラシをまかなくなったのは施主さんへの都合もあります。

やっぱり、建てたばかりの家に見ず知らずの人が来るのは気が引ける

のは当たり前です。

これらは業者側の都合ですが、見学会に来るお客さんにしてみれば

おそらく勇気のいることでしょう。

どんな営業マンが待ち構えているか とか しつこい営業をかけられるの

ではないか といった心配が付きまとうことでしょう。

こればかりは何とも言えません。

「当社はしつこい営業はしません」と言っても実際いってみなければわかりません。

(当社は本当にしませんが というか営業マンがいませんので)

 

見学会にも構造の見学会と完成の見学会があります。

これは業者側が人を集める回数を増やすために考えたことでしょう。

構造を見たいと思う人はあまりいません。

第一見たところで、わかる人も少ないですから。

ただ、この構造の見学会は大切なところであまり見せたくない会社もあるの

ではないでしょうか。

素人考えでも疑問に思うことは聞いてみてもいいと思います。

業界内にいると意外と気が付かないこともあったりします。

いろんな施工の仕方やいろんな材料が使われていますが、疑問に思うことも

たくさんあります。

長期優良住宅という住宅の性能をある程度確保した住宅がありますが、

これなどは構造の見学会の場で質問して確かめることができます。

耐震等級のための合板や筋違、金物

温熱等級を取るためのサッシの断熱性能のランクや断熱材の厚さ

劣化対策等級を確保するための構造材や防腐の処置

維持管理等級を取るための配管設備など

家の性能を確保するためのものですから、本当は大事な部分です。

長期優良住宅に限ったことではなく備わっていて当たり前のこともあります

から、このあたりの説明ができないようでは、任せるのは心配です。

とはいっても、やっぱり完成見学会に勝るものはありません。

仕上がり具合、部屋の中での日当たり、使っている材料、デザインや造作

これらは日ごろの生活に直接関係します。

「健康に暮らせる」とか「耐震上安全です」とか言ってもこれらは備わっていて

当たり前です。

あとは住む人の感性にどれだけ訴えられるかでしょうか。

 

休まず働く職人さん

2016.05.05

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ゴールデンウィークですが、動いている現場もあります。

施主さんにとってはやや迷惑かも知れませんが、住みながらなので

早く終わってあげるのも大事なことです。

職人さんも最近は連休などは休む人が増えましたが、休まない職人

さんもいます。

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ちょっと見に行くつもりで出かけたのですが、やっぱり車が多いです。

みんなどこ行くんでしょうか。

こちらの大工さん「ゴールデンウィークは家族サービスはしないのですか」

と聞くと 「家にいないのがサービス」と言ってました。

「亭主元気で留守がいい」でしょうか。

そういえば、昔からよく働く大工さんは本当に休みませんでした。

よく体がもつものだと感心してましたが、休むとかえって調子が悪くなるので

しょうか。

そういった職人さんもだんだん減ってはきましたが。

この業界にいながら、意外とわからないのが今この業界は「忙しいのか暇なのか」

ということです。

おそらく忙しいのだとは思うのですが、意外と忙しい所と暇なところが混在しています。

これはどの業界も同じかもしれません。

職人さんに限って言えば、ほとんどが一人親方又は多くて親子兄弟 2人から3人

が一組で動いていますからいくつも現場を掛け持ちすることはできません。

一つか二つ現場を持てばそれで手一杯です。

となれば、一つか二つ現場があれば「忙しくて他にはまわれない」となります。

ところがその現場が終わって次の予定があればいいのですが、無ければ「何か仕事

ありませんか」となります。

ただ、全体に言えるのは職人さんの数が減ったということです。

私がこの業界に入ったころバリバリに現役だった大工さんは今はほとんどいません。

かといって後を継いでいる人がいるかと言えばほとんどいません。

職人さんが少ないだけに、余裕というか弾力性がなくなってきているのです。

この職人さんが手一杯ならほかの職人さんにという手配が難しくなっています。

ある一定の職人さんを確保するにはそれだけの仕事量を確保することが職人さんを

遊ばすことなく離さない一番いい方法なのです。

あるいは、ほかの会社よりもより多い手間賃を支給してあげることかもしれません。

どちらにしても、若い職人さんを育てられる環境が大事です。

いくら立派なプランを作っても現場で仕事をしてくれる職人さんがいないことには

どうにもなりません。

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