社長ブログ

新耐震基準と瓦屋根の家

2016.04.29

塚原邸瓦葺き他内部 007.jpg

耐震基準という言葉をよく聞くと思います。

この耐震基準は1981年6月に大きく改正されてそれ以降の建物は

新耐震基準と言われ以前の建物は旧耐震基準とされています。

熊本のような大きな地震が起きるたびにこの新耐震基準と旧耐震基準

が比較されます。

また、それと同時に良く報道されるのが、瓦屋根の家の倒壊です。

屋根に瓦を載せている人が不安になるのではないかと思うくらいです。

写真は最近の施工で桟葺きですが、昔はすべて土葺きでした。

関東ではかなり前から土葺きに変わっていたようですが、関東の震災の

影響でしょう。

屋根の瓦を載せれば当然重くなるので耐震上不利とはいえ、それなりに

構造材や耐震設計も行うので、耐震上は問題はないはずです。

まだ、そのような対応ができていなかった建物は倒壊の危険性はあるかも

しれませんが。

耐震基準もそうです。

旧耐震だからしょうがない、新耐震だから問題がないというものでもありません。

旧耐震基準の建物でも平面的、立面的にバランスの良い家は被害を受けていな

いものもあり、反対に新耐震基準でもバランスの悪い家は被害を受けています。

ただ、単純に構造計算の結果が強ければ強いというものではありません。

今の建築基準法では、震度6~7の地震を受けても倒壊しないであろう強度を持た

せることが要求されます。

しかし、震度5程度の地震は何回も来ることを想定していますが、震度6は1回しか

想定していません。

震度6を何度も繰り返し受ければダメージが蓄積されて倒壊する可能性はあります。

免震構造というものがあります。

高価なためか住宅ではまだあまり普及していないようですが、今回の地震を機会に

普及しだすかもしれません。

実際、免震構造の建物は今回の地震で被害を受けておらず、効果が実証されています。

ただ、今回のような地震を受けた場合は免震ゴムと言われる部分は交換の必要はあります。

中小企業同友会 成功体験談

2016.04.26

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中小企業同友会の定時総会です。

今回は大手の会社を辞めて自分で起業された方の話でした。

経営に悩む人たちの集まりですから、分野は違えども苦難を乗り越えてきた人

の経験談は参考になります。

成功しているであろう人にはある共通点があります。

当然のことかもしれませんが、芯がぶれない人、素直な人です。

紆余曲折を繰り返しているようで、向かうところは一つというのがなんとなくわかる人。

また、人から言われたことを素直に受け止められる人。

どちらも大事なことです。

どんなことでも成功するまで続けることが大事といいますが、その途中で「本当にこれで

いいのか」迷ってしまうのも人の常です。

単純に見えても成功する人はどこかで勘が働くのかもしれません。

「これは間違っていない」と。

素直であること。

これも聞いていい意見とよくない意見があるはずです。

何でも鵜呑みにしてしまうと、どちらに進めばいいかわからなくなります。

「誰それがこう言ったから」 必ずしも正しいとは限りません。

同友会ではいろんな方の体験談、成功談を聞くことができます。

その中で一番自分に合った(自社に合った)方法を選びださなければなりません。

会社は意見や習慣の違ういろんな人の集まりです。

それが仕事という点では、同じ方向を向かなければなりません。

この同じ方向を向いてもらうための言葉が「経営理念」というものかもしれません。

東北の震災に続いて

2016.04.21

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先日、福島県の郡山に行ってきました。

加盟しているエアパスグループの年に2回の定例会です。

全国から30社くらいの会社が集結します。

福島県と言えば、東北の震災を思い浮かべる人が多いはずです。

私も震災の直後に定例会でこの郡山に来ましたが、このあたりは

それほど被害はありませんでした。

今回は、熊本です。

熊本の加盟店はさすがに参加できる状態ではありません。

新築させてもらった家が倒壊するといったようなことはないようですが、

エコキュウトのタンクが倒れてしまったというのが多かったそうです。

確かに背が高くいつも満水の状態ですから不安定です。

基礎の土台をつくってアンカーで固定していても大きく揺さぶられれば

抜けてしまうでしょう。

今回も築年数の古い瓦屋根の家の倒壊が多かったようですが、中には

築数年ではないかというような新しそうな家も倒壊していました。

地震は地域や地盤によって揺れ方は違います。

建物の耐震化は進んでいますが、ここまでやれば大丈夫というものはあり

ません。

一定の基準にのっとって施工する以外に方法はありません。

ニュースでしかわかりませんが、あれだけの回数の地震が起きては気が

気ではないでしょう。

熊本の人たちにしてみれば、まさかここで地震が起きるとは夢にも思わな

かったはずです。

南海トラフばかりが話題になっていましたから。

あの活断層を見ていると近畿地方も明日は我が身かもしれません。

かといって何を持って備えればいいのか、逃げ場がないだけにどう対策すれば

いいかわかりませんが、とにかく転倒しそうな背の高いものは固定するか寝室

など不意に対応できないところにはおかないことですね。

リフォームをしていると昔の仕事を思い出します。

2016.04.12

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今リフォームさせてもらっている家です。

リフォームとなると、土壁の家が多いです。

ちょうどリフォームの時期なのだと思います。

構造材は、まだ無垢の木が使われていて、集成材が使われている家は

まだありません。

土壁の家は全体に構造材が大きいので大体軸組はしっかりしています。

リフォームしてもまだまだ大丈夫ということです。

2階の床板の裏側が見えていてずいぶん汚れています。

そういえば、私がこの業界で仕事を始めた頃は仕事に対してあまり注文

を付けられることがなく、職人さんのやりたい放題なところがありました。

写真の床板などは、おそらく足場として使った板をそのまま下地材として

使ったのでしょう。

別に強度的に問題があるわけではないのですが、やはり見た目はよくあ

りません。

今なら、すべて取り換えです。

造る側にしてみれば、木 一本、板 一枚それぞれお金を出して買ってい

るので、できるだけ現場で使いたいという気持ちがあります。

私も昔、丁張と言って基礎をするときに目安となる囲いをつくるのですが、

(最近は見ません)そこに使った木を現場で使おうとして、当時の監督から

「一度使った木は使わないでくれ」と言われたこともあります。

別に傷んでいるわけでも汚れているわけでもないのですが、やはり家を建

てる人にとってはすべて新材でないとダメなんですね。

今となっては当たり前のことですが、それがためにずいぶんと資源を無駄

遣いしているかもしれません。

食品も同じです。

賞味期限が切れたからすべて廃棄処分するというのも当たり前ですが、もったい

ないという気もします。

それよりも無駄になりそうなものは作らなければいいのにとも思います。

現代は物がありふれていて鈍感になっているのかもしれません。

治すより捨てて買った方が安いというのもおかしな話です。

四阿が完成しました。

2016.04.08

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四阿です。

東屋とも書きます。

この東という字は東国風のひなびた家という意味で建物の向きとは

関係ありません。

四阿の阿は棟の意味があって四方の軒をふきおろした小屋のことです。

壁のない庭園や公園の休憩所のことです。

やっと完成しました。

これも建築物ですから、建築確認申請が必要になります。

春休みの最中の公園での仕事でしたが、人が少なかったです。

仕事はやりやすくてよかったのですが、もっと人が来てもよさそうなものです。

最近子供はあまり外で遊ばないようで、年配の人の方が多いです。

公園の場所がわかりにくいのかもしれませんが、これももったいない話です。

これだけの広さがあり、管理人までいるのに、もっといい活用法はないもので

しょうか。

学校の野外活動なんかにはちょうどいいと思いますが。

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