社長ブログ

見学会は何のためのあるのか

2016.05.07

IMG_0987.JPG

住宅の見学会と言えばどこの会社も行っています。

おそらくハウスメーカーが先駆けで、地域の工務店もそれを真似て

行うようになったのでしょう。

私がこの仕事を始めた頃は、どこも普通に見学会をしていました。

当初はやはりお客さん来てもらうにはチラシでした。

他社のチラシを参考にしてみたり、独自で考えてみたり、中には

これは反響が良かったと思うものもありましたが、今見てみるとよく

こんなチラシをまいていたものだと思うものまであります。

新しいお客さんを集めるにはチラシなどの広告は必要ですが、

ここ数年当社はチラシは撒いていません。

H.Pの掲載とD.Mだけです。

まじめに考えている人だけに来てもらうのが狙いです。

今まで、チラシや折り込みでたくさんの人に見に来てもらったことも

あるのですが、やはり真剣に考えている人は数組です。

興味本位で見に来る人が大半です。

特に近所の人には特徴があります。

建てたばかりの人が「負けん気」で見に来る人や「自分の家がどの

ように見えるか」を見に来る人もいます。

チラシをまかなくなったのは施主さんへの都合もあります。

やっぱり、建てたばかりの家に見ず知らずの人が来るのは気が引ける

のは当たり前です。

これらは業者側の都合ですが、見学会に来るお客さんにしてみれば

おそらく勇気のいることでしょう。

どんな営業マンが待ち構えているか とか しつこい営業をかけられるの

ではないか といった心配が付きまとうことでしょう。

こればかりは何とも言えません。

「当社はしつこい営業はしません」と言っても実際いってみなければわかりません。

(当社は本当にしませんが というか営業マンがいませんので)

 

見学会にも構造の見学会と完成の見学会があります。

これは業者側が人を集める回数を増やすために考えたことでしょう。

構造を見たいと思う人はあまりいません。

第一見たところで、わかる人も少ないですから。

ただ、この構造の見学会は大切なところであまり見せたくない会社もあるの

ではないでしょうか。

素人考えでも疑問に思うことは聞いてみてもいいと思います。

業界内にいると意外と気が付かないこともあったりします。

いろんな施工の仕方やいろんな材料が使われていますが、疑問に思うことも

たくさんあります。

長期優良住宅という住宅の性能をある程度確保した住宅がありますが、

これなどは構造の見学会の場で質問して確かめることができます。

耐震等級のための合板や筋違、金物

温熱等級を取るためのサッシの断熱性能のランクや断熱材の厚さ

劣化対策等級を確保するための構造材や防腐の処置

維持管理等級を取るための配管設備など

家の性能を確保するためのものですから、本当は大事な部分です。

長期優良住宅に限ったことではなく備わっていて当たり前のこともあります

から、このあたりの説明ができないようでは、任せるのは心配です。

とはいっても、やっぱり完成見学会に勝るものはありません。

仕上がり具合、部屋の中での日当たり、使っている材料、デザインや造作

これらは日ごろの生活に直接関係します。

「健康に暮らせる」とか「耐震上安全です」とか言ってもこれらは備わっていて

当たり前です。

あとは住む人の感性にどれだけ訴えられるかでしょうか。

 

休まず働く職人さん

2016.05.05

IMG_20160505_162221.jpg

ゴールデンウィークですが、動いている現場もあります。

施主さんにとってはやや迷惑かも知れませんが、住みながらなので

早く終わってあげるのも大事なことです。

職人さんも最近は連休などは休む人が増えましたが、休まない職人

さんもいます。

IMG_20160505_162714.jpg

ちょっと見に行くつもりで出かけたのですが、やっぱり車が多いです。

みんなどこ行くんでしょうか。

こちらの大工さん「ゴールデンウィークは家族サービスはしないのですか」

と聞くと 「家にいないのがサービス」と言ってました。

「亭主元気で留守がいい」でしょうか。

そういえば、昔からよく働く大工さんは本当に休みませんでした。

よく体がもつものだと感心してましたが、休むとかえって調子が悪くなるので

しょうか。

そういった職人さんもだんだん減ってはきましたが。

この業界にいながら、意外とわからないのが今この業界は「忙しいのか暇なのか」

ということです。

おそらく忙しいのだとは思うのですが、意外と忙しい所と暇なところが混在しています。

これはどの業界も同じかもしれません。

職人さんに限って言えば、ほとんどが一人親方又は多くて親子兄弟 2人から3人

が一組で動いていますからいくつも現場を掛け持ちすることはできません。

一つか二つ現場を持てばそれで手一杯です。

となれば、一つか二つ現場があれば「忙しくて他にはまわれない」となります。

ところがその現場が終わって次の予定があればいいのですが、無ければ「何か仕事

ありませんか」となります。

ただ、全体に言えるのは職人さんの数が減ったということです。

私がこの業界に入ったころバリバリに現役だった大工さんは今はほとんどいません。

かといって後を継いでいる人がいるかと言えばほとんどいません。

職人さんが少ないだけに、余裕というか弾力性がなくなってきているのです。

この職人さんが手一杯ならほかの職人さんにという手配が難しくなっています。

ある一定の職人さんを確保するにはそれだけの仕事量を確保することが職人さんを

遊ばすことなく離さない一番いい方法なのです。

あるいは、ほかの会社よりもより多い手間賃を支給してあげることかもしれません。

どちらにしても、若い職人さんを育てられる環境が大事です。

いくら立派なプランを作っても現場で仕事をしてくれる職人さんがいないことには

どうにもなりません。

新耐震基準と瓦屋根の家

2016.04.29

塚原邸瓦葺き他内部 007.jpg

耐震基準という言葉をよく聞くと思います。

この耐震基準は1981年6月に大きく改正されてそれ以降の建物は

新耐震基準と言われ以前の建物は旧耐震基準とされています。

熊本のような大きな地震が起きるたびにこの新耐震基準と旧耐震基準

が比較されます。

また、それと同時に良く報道されるのが、瓦屋根の家の倒壊です。

屋根に瓦を載せている人が不安になるのではないかと思うくらいです。

写真は最近の施工で桟葺きですが、昔はすべて土葺きでした。

関東ではかなり前から土葺きに変わっていたようですが、関東の震災の

影響でしょう。

屋根の瓦を載せれば当然重くなるので耐震上不利とはいえ、それなりに

構造材や耐震設計も行うので、耐震上は問題はないはずです。

まだ、そのような対応ができていなかった建物は倒壊の危険性はあるかも

しれませんが。

耐震基準もそうです。

旧耐震だからしょうがない、新耐震だから問題がないというものでもありません。

旧耐震基準の建物でも平面的、立面的にバランスの良い家は被害を受けていな

いものもあり、反対に新耐震基準でもバランスの悪い家は被害を受けています。

ただ、単純に構造計算の結果が強ければ強いというものではありません。

今の建築基準法では、震度6~7の地震を受けても倒壊しないであろう強度を持た

せることが要求されます。

しかし、震度5程度の地震は何回も来ることを想定していますが、震度6は1回しか

想定していません。

震度6を何度も繰り返し受ければダメージが蓄積されて倒壊する可能性はあります。

免震構造というものがあります。

高価なためか住宅ではまだあまり普及していないようですが、今回の地震を機会に

普及しだすかもしれません。

実際、免震構造の建物は今回の地震で被害を受けておらず、効果が実証されています。

ただ、今回のような地震を受けた場合は免震ゴムと言われる部分は交換の必要はあります。

中小企業同友会 成功体験談

2016.04.26

IMG_20160422_200923.jpg

中小企業同友会の定時総会です。

今回は大手の会社を辞めて自分で起業された方の話でした。

経営に悩む人たちの集まりですから、分野は違えども苦難を乗り越えてきた人

の経験談は参考になります。

成功しているであろう人にはある共通点があります。

当然のことかもしれませんが、芯がぶれない人、素直な人です。

紆余曲折を繰り返しているようで、向かうところは一つというのがなんとなくわかる人。

また、人から言われたことを素直に受け止められる人。

どちらも大事なことです。

どんなことでも成功するまで続けることが大事といいますが、その途中で「本当にこれで

いいのか」迷ってしまうのも人の常です。

単純に見えても成功する人はどこかで勘が働くのかもしれません。

「これは間違っていない」と。

素直であること。

これも聞いていい意見とよくない意見があるはずです。

何でも鵜呑みにしてしまうと、どちらに進めばいいかわからなくなります。

「誰それがこう言ったから」 必ずしも正しいとは限りません。

同友会ではいろんな方の体験談、成功談を聞くことができます。

その中で一番自分に合った(自社に合った)方法を選びださなければなりません。

会社は意見や習慣の違ういろんな人の集まりです。

それが仕事という点では、同じ方向を向かなければなりません。

この同じ方向を向いてもらうための言葉が「経営理念」というものかもしれません。

東北の震災に続いて

2016.04.21

IMG_20160419_132718.jpg

先日、福島県の郡山に行ってきました。

加盟しているエアパスグループの年に2回の定例会です。

全国から30社くらいの会社が集結します。

福島県と言えば、東北の震災を思い浮かべる人が多いはずです。

私も震災の直後に定例会でこの郡山に来ましたが、このあたりは

それほど被害はありませんでした。

今回は、熊本です。

熊本の加盟店はさすがに参加できる状態ではありません。

新築させてもらった家が倒壊するといったようなことはないようですが、

エコキュウトのタンクが倒れてしまったというのが多かったそうです。

確かに背が高くいつも満水の状態ですから不安定です。

基礎の土台をつくってアンカーで固定していても大きく揺さぶられれば

抜けてしまうでしょう。

今回も築年数の古い瓦屋根の家の倒壊が多かったようですが、中には

築数年ではないかというような新しそうな家も倒壊していました。

地震は地域や地盤によって揺れ方は違います。

建物の耐震化は進んでいますが、ここまでやれば大丈夫というものはあり

ません。

一定の基準にのっとって施工する以外に方法はありません。

ニュースでしかわかりませんが、あれだけの回数の地震が起きては気が

気ではないでしょう。

熊本の人たちにしてみれば、まさかここで地震が起きるとは夢にも思わな

かったはずです。

南海トラフばかりが話題になっていましたから。

あの活断層を見ていると近畿地方も明日は我が身かもしれません。

かといって何を持って備えればいいのか、逃げ場がないだけにどう対策すれば

いいかわかりませんが、とにかく転倒しそうな背の高いものは固定するか寝室

など不意に対応できないところにはおかないことですね。

私たちの家づくりを、もっと知って頂きたいから。詳しい資料を、無料でお送りしています。 資料請求はこちら

前ページへ

このページの先頭へ