社長ブログ

伝統構法の家 耐震補強

2015.12.27

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古民家といわれる日本の昔の建物は、伝統構法という造り方をしています。

特徴としては、床下が写真のようになっていて基礎と言われるコンクリートの

構造物がなく、石の上に束や柱が建っています。

小屋裏なども金物が使われず、やや太めの木を組み合わせて作っています。

1階は和室が4間取または6間と続いていて鴨居に30センチくらいの木が使わ

れています。専門用語で差鴨居と言います。

この伝統構法という建物を耐震補強するには、現代の建物のように筋違や合板

を使って補強することもできますが、筋違や合板を使った壁の下にはコンクリート

の基礎が必要になります。

基礎の代わりに束石の周りにコンクリートを打ちアンカーボルトを使って束を固定

する方法もあります。

ただ、建物(家)の一部分をこのように補強しても家のバランスが崩れますから、

家全体をバランスよく補強する必要があります。

建物には、重心(家の重さの中心)と剛心(家の強さの中心)がありそれぞれをでき

るだけ近づけることが肝心です。

家の一部だけを補強してもこの重心と剛心が離れてしまうと壊れやすくなります。

このように基礎と筋違・合板を使った補強方法は伝統構法の家を在来工法に変える

ことになります。

耐震診断という制度があります。

現状の家の耐震評点を算出してくれるのですが、算出の仕方はあくまで在来工法を

基準に算出されるので古民家と言われる家はほとんど評点が0.2から0.3という低い

数値となります。(1以上が理想)

もともと壁の少ない建物ですから、低い数値になってしまいます。

一方、この伝統工法の家をそのまま補強する方法もあります。

限界耐力計算と言って既存の土壁や木の接合部をそのまま使って同じような性質の壁

をバランスよく追加することで補強する方法です。

計算方法が特殊なので、自治体によっては耐震補強と認めてもらえない場合もありますが、

現況の間取りをできるだけ崩さずに補強できます。

在来工法のように基礎を設けることもありません。

追加の壁には筋違や合板といった剛性の高いものは使用しません。

伝統構法はもともと免震的な性質があるので、柔軟性のある壁を作ります。

意外と単純に筋違を適当に配置すれば補強になると判断する人もいますが、根拠なく

筋違などを設置するとバランスが崩れますし、基礎も必要になります。

また、結果的には家全体を在来工法に変えるしかなくなることにもあります。

混構造と言って、在来工法と伝統構法が混じってしまっている建物をたまに見かけますが、

混構造の建物ほど補強は難しくなります。

長持ちする家

2015.12.24

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「長持ちする家」

どれくらい長持ちさせたいかは、人それぞれですが、ほとんどの

人は少なくとも住宅ローンが払い終わるまで、または自分が生き

ている間くらいをイメージしていると思いますが、もっと長持ちす

れば自分の息子や孫まで住めるかもしれません。

リフォームは必要ですが、建替えることはないかも知れません。

そうすれば経済的にも負担は軽くなります。

住宅の現存数を増加数で割って求める日本の建物の平均寿命は、

30年とされています。

実際にはもう少し長く使われていると思いますが、アメリカやイギリス

の100年以上に比べると極端に短いです。

30年では普通の人は、一生に2回以上建てることになります。

しかし、日本には100年以上の家はまだたくさん残ってます。

古民家鑑定というのがありますが、鑑定の平均築年数は120年です。

構造的に今の住宅とは違って伝統構法という建方の家が多いです。

・日本の高温多湿の気候風土に合わせて木が腐りにくい構造

・建具で仕切られた壁の少ない開放的な間取り

・メンテナンスがしやすい

・免震的な構造(おそらく何度か大きな地震に遭遇している)

といった特徴があります。

「木」そのものは本当に長持ちする素材です。

良い環境下におかれていればという条件は付きますが。

木は切り倒されてから200年から300年は圧縮強さや剛性は少しづつ

増していきその後ゆっくり降下していくといわれています。

ですから、「木」すなわち構造材が長持ちするような家の作り方をすれば

法隆寺とまではいかなくとも、100年くらいは普通に持たせることができる

はずです。

※一部 住まい教育推進委員会 発行の「ジャパトラ」からの抜粋です。

長持ちする家

2015.12.24

DSC_3471a.jpg

「長持ちする家」

どれくらい長持ちさせたいかは、人それぞれですが、ほとんどの

人は少なくとも住宅ローンが払い終わるまで、または自分が生き

ている間くらいをイメージしていると思いますが、もっと長持ちす

れば自分の息子や孫まで住めるかもしれません。

リフォームは必要ですが、建替えることはないかも知れません。

そうすれば経済的にも負担は軽くなります。

住宅の現存数を増加数で割って求める日本の建物の平均寿命は、

30年とされています。

実際にはもう少し長く使われていると思いますが、アメリカやイギリス

の100年以上に比べると極端に短いです。

30年では普通の人は、一生に2回以上建てることになります。

しかし、日本には100年以上の家はまだたくさん残ってます。

古民家鑑定というのがありますが、鑑定の平均築年数は120年です。

構造的に今の住宅とは違って伝統構法という建方の家が多いです。

・日本の高温多湿の気候風土に合わせて木が腐りにくい構造

・建具で仕切られた壁の少ない開放的な間取り

・メンテナンスがしやすい

・免震的な構造(おそらく何度か大きな地震に遭遇している)

といった特徴があります。

「木」そのものは本当に長持ちする素材です。

良い環境下におかれていればという条件は付きますが。

木は切り倒されてから200年から300年は圧縮強さや剛性は少しづつ

増していきその後ゆっくり降下していくといわれています。

ですから、「木」すなわち構造材が長持ちするような家の作り方をすれば

法隆寺とまではいかなくとも、100年くらいは普通に持たせることができる

はずです。

造作の椅子やテーブル

2015.12.22

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天然木を使った家具ですが、見学会の場にもよく置かれるように

なりました。

以前の見学会では、案内のためのパネルなどは良く使われました

が、今は生活感を出すためもあって家具を置くことが多くなりました。

確かに自然素材を使った家の見学会では、このような家具を置くと

見栄えがして見に来た人も家具まで欲しくなるようです。

さすがにいいものになると、椅子などはかなり高価なものになります。

しかし、実際腰かけてみるとそれ相応の違いがあるのがわかります。

いいものは姿勢を崩さないように楽にすわれます。

人の体をよく研究して作ってありますし、細い部材でありながら構造的

にもしっかりしています。

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こちらはテーブルに使うカウンター材を販売しているところです。

好みの板を選んで造ってもらうこともできます。

 

空き家

2015.12.19

「空き家」が問題になっています。

明き家は総住宅の13.5%に当たる820万戸、およそ7軒に1軒

が空き家になっていることになります。

2020年には1000万戸を超えるといわれています。

ただし、この空家の半分強は賃貸物件です。

販売中の建売物件や別荘なども含まれています。

それでも300万戸以上の住宅が放置されていることになります。

木造住宅の場合は、人が住まなくなると急に傷みだします。

廃屋のようになっても持ち主がそのままにしておくのは、解体する

にも費用がかかるし、解体して更地にしてしまうと固定資産税が

上がるからです。

家が建っている土地は、固定資産税が6分の1に軽減されています。

2015年5月26日から「空家等対策の推進に関する特別措置法」と

いうのが施行されることになりました。

この法律によると老朽化が激しく倒壊の恐れがあるなど周囲に大きな

危険と迷惑を及ぼしている空家は固定資産税の軽減措置が適用され

なくなります。

さらに、自治体の行政代執行によって解体される可能性もあります。

と言っても、明らかに廃屋となった家だけですから、いきなり心配する

ことはありません。

このような早急な対策が必要な空家を「特定空家等」と言われます。

この特定空家等に指定されると固定資産税の軽減措置が外されること

になりますが、その場合は事前に市町村長からの勧告があります。

 

もう一つの行政代執行というのは、持ち主に解体を促してもそれをしない

場合、行政が代わりに強制的に解体してしまうことです。

といっても行政が税金を使って解体してくれるわけではなく、費用は持ち主

請求されます。 

よほど悪質でもない限りこれはないとは思いますが、東京都で築46年の

アパートが行政代執行された前例があります。

解体費用500万円が請求されたようです。

うちはまだ大丈夫とは思っていても年数が経過すれば「特定空家等」に指定

される可能性は高くなっていきます。

私たちの家づくりを、もっと知って頂きたいから。詳しい資料を、無料でお送りしています。 資料請求はこちら

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