社長ブログ

床の間

2015.07.07

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床の間というと写真のような床の間が典型でしょうか。

書院、床框、床柱、天袋、地袋、違い棚がそろった床の間です。

昔は、当社もこのような床の間を何軒か施工させてもらったこと

があります。

床の間も造作がいろいろあって、「落とし掛け」と言って床の上

にある水平の木を「八掛」と言って薄く見せるものや、壁を作らず

幕板という板を横に通すこともあります。

また、床にもいろいろ種類があります。

写真のような框床、床の上の仕上げを板にすることもあれば

「ウスベリ」と言って畳を引くこともあります。

また、框を設けず畳と同じ高さで仕上げる踏込床もあります。

床の間とは違いますが、天井板を貼る方向は写真のように床の間

と平行になるように竿や目地を設けます。

嘘か本当か知りませんが、床の間には殿様または大将が座ります。

そこに弓矢などが飛んできても床の間と平行に竿を流せば弓矢が

引っ掛かるからだと聞いたことがあります。

それで、竿縁天井の竿などは床の間の方に向くと床差しと言って

そのような施工はしません。

最近は、上記のような本格的な床の間はあまり施工例がありません。

それなりに大きな家が必要になりますし、住む人が床の間を求めない

ようになってきています。

また、格式ばった床の間が必要とされないようになってきたのでしょう。

一方、シンプルな床の間が好まれるようになりました。

一輪挿しのようなものを置く程度の床の間

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掛け軸が飾れる程度の床の間

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このような落ち着いた空間があると暮らしの中にもゆとり

や彩があっていいと思いますが、物を飾るという点では、

リビングや廊下にニッチのような小さな棚やピクチャーレール

といったものも利用できます。

考えてみれば、今の若い人はこのようなもので代用しているの

かもしれません。

真壁

2015.07.05

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柱や梁などの構造材を壁で覆わずに見せる作り方です。

そのほかの壁は塗り壁や壁紙で仕上げます。

柱や梁を見せない大壁仕上げに比べて仕上がりにアクセント

があるうえ、構造材の状態がよくわかります。

大壁のように壁の中に隠れてしまうと、壁体内結露などの弊害

も起こりやすいですが、真壁ではその心配がありません。

写真はエアパス工法の家ですが、エアパスでも真壁の施工は

できます。

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昔は真壁づくりの家が多かったですが、昨今は断熱優先のためか

住む人の趣向が変わったのか大壁づくりの家がほとんどです。

確かに真壁は、木の温かみが感じられ、また構造材が常に空気に

触れていて劣化しにくく構造自体が長持ちしますが、大壁に比べて

壁が薄くなるため断熱の性能を確保するのが難しくなります。

また、柱などを見せようとするとそれなりの柱(節のないもの)

が必要になります。

別に節があってもかまわないとは思うのですが、年配の人から見ると

それは許されません。

以前は当社もそのような家を手掛けていましたが、特に和室などは

柱が何面見えるかで、柱の単価が変わり、柱の拾い出しに苦労したものです。

一面無地、二面無地、三面無地と無地の面(節のない面)が増えるほど柱は

高価になります。

吹抜け

2015.07.02

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上下二つの階をまたがる天井の高い空間です。

部屋全体を吹抜けにする場合と部分的に設ける場合があります。

空気の循環を考えるなら写真のように階段室にも吹抜けを設けて

空気が回るようにした方が空気が良く循環します。

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空間の広がりも兼ねて構造材を見せるためのような吹抜けもあります。

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2階の窓の取方によって、1階の奥の方まで光を導くこともできます。

一方、空間が大きくなるので家自体の断熱性は確保しておかないと

空調が効きにくいデメリットがあります。

上下の室内の温度差は大きくなりますから、輻射式の暖房器具を

使う場合は、シーリングファンなどの設備は必要です。

このシーリングファンは、夏の送風にも使えて便利です。

欄間

2015.06.28

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欄間は、建具の鴨居と天井の間に設ける建具や飾りのことです。

もともと、和室の襖や障子の上に付けるものでしたが今では、洋室

やそのほかでも使われます。

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開閉することで、通風や喚気を確保したり、

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透明の欄間を設けることで、暗くなりがちな廊下や洗面所

の採光のために設けたりします。

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こちらは和室とリビングといった二つの部屋に連続性を持たせる

ための欄間です。

古民家の見学会

2015.06.21

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今日は、リフォームさせてもらった古民家で見学会でした。

今回は、奈良県古民家再生協会の会員の方にも声掛けして

参加してもらいました。

実例を見てもらうのも勉強になります。

今回は特に耐震補強について会員の方に説明していただきました。

一般的に耐震補強というと基礎と筋違または合板による補強ですが、

古民家と言われる古い建物には、基礎がありません。

石場立てと言って束石の上に柱が建っている状態です。

このような建物を耐震補強するには、限界耐力計算という計算の仕方

があります。

私もこの計算については詳しい説明はできませんが、土壁のような

弾力性のある壁を設けて補強する方法です。

耐震補強にはそれぞれ考え方がありますが、できる限り現状の間取り

を変えたくない場合には有効です。

お施主様本日はありがとうございました。

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