社長ブログ
家づくりとは エアパスグループ定例会にて
2017.04.19
エアパスグループの定例会に参加してきました。
毎回、本部のモデルハウスを見学させてもらうのですが、今回は築14年ほど経過
したモデルハウスです。
壁の塗替えはされているようですが、10年以上経過した構造材は却って重厚感が
出ていい感じになっていました。
新建材の家ではこうはなりません。
今の若い人はどうのように感じるかわかりませんが、自分が生まれ育った家が
そうであったように親近感がわきます。
エアパスグループの本部の代表が大事にしているのが、「環境に配慮した家づくり」です。
省エネ性能も大事ですが、家づくりの時点においても資源を大切にして無駄なエネルギーを
使わないことです。
日本本来の家づくりは、「木」を分けていただくところから始まります。
木の成長速度に合った50年から60年、時には100年というサイクルで家が建て替えられてきた
時代がありました。
今は30年から40年と短くなってしまいましたが、家とは本来それくらいの周期建替えられる
ものです。
家づくりの根幹は「長く住まう家」なのです。
最初の工程である木の感想もいきなり機械に頼るのではなく、自然の力を借りて行います。
昔ながらの知恵を踏襲した家づくりを続けています。
昨今の家づくりは、便利な建材や設備機器が大量に使われるようになり、空調も設備機器で
コントロールする事が主流になっています。
しかし、人が住まい、より人間らしく生きていこうとする家がこれで良いのか。
エネルギーをたくさん使う家づくりや住まい方には疑問を感じます。
住宅づくりは最大の産業と言われます。
施主さんが家づくりに費やした費用は、その地域に残すべきです。
家づくりはもともと地域工務店のものであり、ハウスメーカーの仕事ではありません。
地元の大工さんや左官屋さん、建具屋さんそして林業に携わる人の手によるものであれば
自然と地域経済は活性化します。
当社も同じ考えでこれからも家づくりを行っていきます。
協力会のゴルフコンペ
2017.04.16
先日は、協力会のゴルフコンペでした。
天候不順でしたが、何とか雨にたたられずに済みましたが、
少々寒かったです。
少し寒いくらいの方が体は楽ですが。
相変わらずのスコアですが、少しわかってきたように思います。
後半、パープレーで回る人もいてやっぱりうまい人はうまいです。
もちろんこの方が優勝です。
キャリアのある人でも崩れだすと止まらないということがあります。
緊張の糸が切れるのでしょうか、誰もが経験することです。
止まっている球を打つだけなのにどうしてまっすぐ飛ばないのかと
思ってしまいます。
何気なくゴルフの起源を調べてみましたが、諸説あるんですね。
オランダ、イギリス、フランス、イタリア、中国とさまざまな国で
もっともらしい説があるようです。
棒のようなもので、球を打ってどこかに飛ばす、またはどこかに入れる
という遊びはどこで発祥してもおかしくないかもしれません。
とりあえず、私は次回に備えて練習に励みます。
あまり叩くと周りに迷惑ですから。
もうすぐお引渡
2017.04.10
今、美装工事中の家にお邪魔してきました。
木工事が終わってから何度か来ていますが、やっぱり養生
を取り払って美装してみないとわからないものです。
つい、出来栄えばかりを見てしまいますが、使い勝手や導線
も大事です。
考えていたようにできているか、隠れてしまうところも大事
ですが、普段の生活で優先されるのは使い勝手です。
床材、枠材、柱は桧を使い、建具は杉です。
壁は漆喰で仕上げています。
やっぱり桧は上品な感じになります。
淡いピンク色をしたヒノキと白の漆喰がきれいです。
あと数日でお引渡です。
施主さんにしてみれば引っ越しの準備で忙しいかも知れま
せんが、もうしばらくお待ちください。
当社の設計の子が考えた木製建具です。
気に入ってもらえたでしょうか。
十津川村で地鎮祭
2017.04.09
今日は、十津川村で地鎮祭でした。
どうなるかわからない天気予報でしたが、準備中も結構な
雨が降り続きました。
私はどちらかというと雨男です。
協力業者の研修旅行でもよく雨が降ります。
この仕事を始めた頃は、地鎮祭というと必ずと言っていい
ほど雨が降りましたが、ここ数年は雨にたたられることは
ありませんでした。
今日は雨男復活かと思っていたところ地鎮祭が始まると急に
陽射しが差し込みポカポカ陽気の中での地鎮祭となりました。
施主さんには、広い敷地の中を結界を貼るように隅々まで
歩いてもらいました。
これから工事が始まります。
完成までは、半年ほどの予定です。
施主さんにとっては新しい家が待ち遠しいことでしょうが、
これから家づくりが始まります。
最後までお付き合いのほどよろしくお願い致します。
本日はおめでとうございます。
法隆寺というところ
2017.04.06
昨日、所用で久しぶりに法隆寺に行ってきました。
私の実家は、法隆寺の夢殿から歩いて2~3分のところにあります。
小学校時代はどこの地区も近くの集まり場所に集まってから、集団で
通学していたと思います。
私の場合は、夢殿の正門や法隆寺の東大門が集まり場所でした。
今考えてみるとすごいところで集まっていたのですね。
小学校時代は、東大門から南大門を抜けて通学、中学時代は東大門から
西大門を抜けて通学、毎日のように五重之塔を見ていたわけです。
今や日本で最初の世界文化遺産です。
今更ながら、こんなところを通学していたのかと思います。
すぐそばにあるとそのありがたみはわからないものです。
当時のことを思うといろいろ整備されていますが、建物自体は
昔のままです。(中門の整備中ですが)
千数百年ここにあるのですから、40年くらいはどうということ
もないでしょう。
学生時代に静岡の友人の卒業アルバムを見せてもらったところ
背後に富士山が映っているのを見て「すごくいいところだな」
と言ったら「それがどうした」という感じでした。
そんなものなんでしょうね。
もう少し身近な物に関心を持たなければなりませんね。