社長ブログ

早稲田式動的耐震診断

2015.03.10

耐震診断と言えば普通は建物の壁(耐力壁)の量や配置から

建物の耐震性を判断します。

この判定は、今の住宅すなわち在来工法を基準にしています。

建物を支える基礎がありその上に合板や筋違を設けた壁が耐力壁

となります。

しかし、古民家と言われる建物 おおむね築50年以上経過した建物は、

ご存知のように今の住宅のようにコンクリートの基礎はありません。

地面に石が置かれていてその上に柱が載っているだけです。

また、耐力壁と言われる壁もありません。というか壁自体がほとんど

ありません。

どうやって保たれているかというと木と木の接合、土壁の弾力性

および土壁の中にある貫という柱を水平に貫通している木で保たれ

ています。

筋違のように固定されたほとんど動かない構造とは違います。

どちらかというと免震的な構造です。

このような家を今の手法で耐震診断してもらうとほとんどが倒壊の

危険性があるという判定になります。

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ここに、建物の工法に関係なく耐震性を診断する方法があります。

早稲田式動的耐震診断といって、建物と直近の地面に感震器を

設置して計測する手法です。

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地面は、わずかですが微振動しています。

それと呼応して建物も微振動をしています。

その振動から建物の耐震性を判定する手法です。

五重塔の耐震診断なども実際に行っています。

古民家のような、石場立てで壁の少ない家の耐震を診断する

方法としてはここの動的耐震診断の他に、限界耐力計算という

のがあります。

(動的耐震診断は耐震性があるかないかの判定となります。)

診断の結果、古民家のような伝統工法の家をできるだけ原形の

ままにしておくか耐震工事を行うかを判断するには、どちらも有効

かと思います。

結果的には、今の在来工法の形に変えざるを得ないことになるかも

しれませんが、検討するだけの値打ちはあります。

 

木製の雨戸

2015.03.07

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これから、改修させてもらう民家です。

8枚と4枚に分かれた板の雨戸が付いています。

雨戸の内側は、縁側になっていてその内側は和室です。

和室と縁側の間には障子がはまっているだけです。

木製の雨戸は開閉にコツが入ります。

慣れていないと戸袋から建具を引き出すのに手間取ります。

回収に際しては、本来の古民家の良さをそのままにという

なら板戸はそのまま残した方がいいです。

寒さ対策をしなければそれでもいいのですが、少しでも断熱を

良くしようとするとどこかに断熱の建具を付けなければなりません。

板戸を残して障子の部分に、障子調のインナーサッシを取り付ける

というのも一つですが、明るさを取り入れようとすると板戸は開放

することになります。

晴天の日はいいですが、雨が降ると縁側は外部にあるので濡れて

しまいます。

もともと雨縁というくらいですから、半分外部扱いなのですが今の時代

の使い方には即していません。

板戸を撤去して敷居と鴨居を大きくして木製ガラス戸と木製雨戸を付ける

という方法が一番外観を損なわずに済むのですが、断熱という点では劣り

ますし、費用がかさみます。

結局今、主流の断熱サッシを取り付けることになりました。

外観は損なわれますが、機能重視ということです。

外観が損なわれますが、

家の大きさはどれくらいがいいのか。

2015.03.02

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家の大きさはどれくらいが最適なのでしょうか。

私の実家は、60坪ほどありましたが、3世代が同居していたので、

それくらいは必要だったかもしれません。

今、建てられている住宅は35坪から40坪くらいが多いのではない

でしょうか。

当社でも大体それくらいの大きさです。

希望される大きさは、出身地によっての差もあるようです。

今度新築させてもらう方ですが、50坪を超えています。

ご夫婦と子供さん一人の3人の家庭です。

名古屋出身の方です。

以前も名古屋出身の方で、50から60坪は欲しいという方がおられました。

たまたま、この人たちが大きな家で育っただけかもしれません。

あるサイトでに掲載されていたのですが、「家というのは一人当たり9坪が

最適(最低)」と書かれていました。

なるほど当たっているかもしれません。

そこでいろいろ調べていると、ある不動産のサイトに面白い計算の仕方が

掲載されていました。

「家の広さは家族の年齢の合計」という考え方です。

人数が増えれば寝室が必要になり、

年齢を重ねれば持ち物が多くなり、

書斎などの個室がほしくなり

来客が増えればそのスペースも欲しくなる

というように増えていくというのです。

核家族化が進んでこのような家庭は減りましたが、これも一つの考え方ですが

これくらいの家はそう簡単にもてるものではありません。

家の性能を求められる現代ではなおさらです。

つまるところは、その家庭の都合、価値観、予算で決まることです。

リフォーム後の家にお邪魔してきました。

2015.02.26

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昨年の暮れに、リフォーム工事が完了した家に別件で

お伺いしてきました。

傷んだ構造材の取替、壁の漆喰の塗替え、美装が主な工事でした。

壁を白く塗り替えて、木部を美装するだけでも家全体が明るく感じます。

築60年ほどらしいですが、リフォームの違和感なく自然な感じで仕上が

ってました。

床は杉板を貼ってますが、貼ってすぐは赤味と白味がはっきりして

ましたが、全体にややあめ色に染まってきてきれいになってきています。

「やっぱり本物の木はいいですね」と言ってもらいました。

写真の部屋は、天井板(竿はそのまま)、差鴨居、を取り換えています。

あと、カーテンで隠れてますが、窓は断熱サッシに変えています。

竹の竿

2015.02.25

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今日お伺いした家の軒桁に竹がたくさん積み上げてありました。

50本以上あったでしょうか。ながさも10m位ありそうです。

良く乾いた竹ですが、何に使うものかと思ったら稲を干すときに使う

竹のようです。

そういえばうちも実家は農家なので、見覚えがあります。

刈り取った稲を、そのまま竹に架けて干していたのを思い出しました。

今は農機具が発達して刈取りと脱穀を同時にしてしまい、ついでに

粉砕してそのまま田んぼにまかれますが、昔は、刈り取った稲を

その場で干してました。

乾いたころに、脱穀機を運んできて田んぼで脱穀してそれを持って帰って

練炭の火で乾燥させてました。

今思うと、あの稲を干した風景は、秋の風物詩のようです。

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