社長ブログ

サッシの性能は家の断熱性能

2016.09.08

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家の断熱性能はかなり改善されてきたとはいっても一定の基準に達している住宅は

まだ、30%足らずと言われます。

2010年にドイツで行われたパッシブカンファレンスにて日本の省エネの基準(断熱化基準)

を発表したら、会場から笑いが起こったというくらい日本の住宅の省エネ基準は低いです。

また、この基準は義務ではなく努力目標ですからなおさらです。

今、新築されている住宅でも一定の基準を満たしているとは限らないわけです。

しかし、2020年までには新築構造物の断熱化は義務化されます。

ところが、「この義務化についていける工務店はどれくらいあるのか」とも言われています。

それくらい、正しい断熱の施工が行われていない(知らない)とも言えます。

家の断熱は、どんな断熱材をどれくらい入れるかにもよりますが、一番熱が出入りするの

は窓です。

家の断熱の性能を良くするには窓の断熱性能をよくするのが効果的なのです。

窓、サッシは昔の単板ガラスのサッシからガラスが2重になり今度は枠が外はアルミ、

中は樹脂という複合サッシになり、今では枠全体が樹脂のサッシもかなり普及してきました。

さらにガラスがトリプルという商品もあります。

複合サッシと樹脂サッシでもかなりの熱伝導率に差があります。

温熱等級を取るために外皮計算という計算を行いますが、樹脂サッシと複合サッシでは

断熱材の厚みに大きな差が出るくらいです。

(トレードオフと言って家全体での断熱性能を計算するときどちらかの性能を上げることで

一方の性能を落とすことができます)

樹脂サッシの普及率は今のところ、アメリカで67%、ドイツで60%、中国で22%、日本は

7%です。

樹脂サッシが絶対的にいいとは言いませんが、断熱性能は外国に比べて低いということは

分かります。

なまじ、日本は南北に長く地域によって気温の差がありすぎて断熱という意識が低いという

のも理由でしょう。

樹脂サッシも過剰装備だというメーカーもあるくらいです。

しかし、あるハウスメーカーでは樹脂サッシにトリプルガラスを使い、その性能をやたらと強調

して順調に売り上げを伸ばしているといいます。

営業トークがよほどうまいのか、サッシの性能(家の断熱性能)に敏感な消費者の人が増えた

のかそのあたりは分かりません。

ところが、このメーカーさん、サッシはフィリピンで生産しているそうです。

たまたま、その工場に行ったことがある人に聞いたのですが、そこで働いている人たち、その人

たちの家には窓はあってもサッシはありません。

温暖なところですから、開口があってそこにカーテンがかかっているだけだそうです。

「サッシというものを知らない人たちが高性能なサッシを造っているのです」

おかしな話です。

「シン・ゴジラ」

2016.09.06

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ご存知の方もいるかもしれませんが、ネットで見かけた「ゴジラ」の話です。

「ゴジラ」という名前はゴリラとクジラを合わせたものだそうですが、もし本当に

ゴジラが東京に上陸して暴れたとしたら、

防衛相、陸海空の幕僚幹部のお話です。

対ゴジラ戦が起きたとしたら

海上自衛隊の方。

「個人として発言するならば海上自衛隊が一番強いです」

約3時間で殲滅・駆除が可能だそうです。

ゴジラの火炎放射は10万度とか50万度と言われますが、海上自衛隊の艦艇は

それに耐えられるということです。防衛機密ですが。

航空自衛隊の方。

「対ゴジラ戦ではうちが一番強いです。」

情報を得る目と耳を煙幕を張るなどして行動に制限をし、あとは政府の方針に

従って・・・

陸上自衛隊の方。

オペレーションは陸海空統合で行われます。

その中ではうちが主導権を取らせていただくことになるはずです。

各幕僚幹部の方がこのように言っています。

どこも自信満々なんですね。

ただ、ゴジラはクマやイノシシのように有害鳥獣に指定されているわけでは

ありません。

いきなり殺処分処分などはできません。

自衛隊の幹部の方が真剣に答えてくれるほど「ゴジラ」というのは日本に浸透

しているようですね。

「シンゴジラ」私は見てませんが、結構面白いらしいですね。

機会があれば見に行きたいと思ってます。

ところで、エンディングに登場人物の方々の名前が流れますが、ここに「野村萬斎」

さんが出てくるそうです。

あの陰陽師で主役をしていた役者さんですが、どこに出ていたのでしょうか。

すごく大事な役をしていたそうですが。

皆さんわかりますか。

構造の見学会 

2016.09.01

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田原本の家です。

大工さんの工事がかなりできてきました。

当社ではなるべく合板などの新建材は使わない家づくりをしています。

構造材も杉やヒノキを天然乾燥の状態で使っています。

出来上がればわからない事ですがこだわって造っています。

一般の消費者の方にとってはどうでもいいことかもしれません。

しかし、中には隠れてしまうところも正直に造ってほしいという人もいます。

昔ほどシックハウスは表面に出なくなりました。

当社でも数年前まではシックハウスだから「自然素材の家を」と言って相談

に来る人が多かったです。

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各社それなりに対応できるようになって目立たなくなっただけかもしれません。

合板や集成材を使うと施工が楽になる部分はたくさんあります。

合板は強度がありますし、一枚板になっているところが大きなメリットです。

野地板という屋根の面に使ったり、2階の床や1階の床全面に貼ることで強度を

確保することができます。

自然素材では巾15㎝程度の板を並べて貼ることしかできません。

力がかかれば平行四辺形のように変形してしまいますが、合板はそんなことは

ありません。

その耐力不足を何で補うかと言えば、火打ちという斜材を多く使ったり、その火打ち

が取り付けられている梁という柱の上に載っている構造材を大きくしたりして対応し

ています。

数を増やしたり材料を大きくすることで補います。

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自然素材で家を造る工務店や会社は今ではたくさんあります。

完成すれば特別なデザインを除いて大差がないように思います。

しかし、構造の部分はかなり違うと思います。

構造は家にとっての骨組みで大事な部分です。

合板や集成材は造った時は強度がありますが、あとは落ちていくだけです。

しかし自然の木は年数がたてば反対に少しづつ強くなります。

仮に解体処分されることになっても環境に影響は及ぼさず、自然と土に帰るものです。

今度の日曜日に構造の見学会をさせてもらいます。

構造に興味のある人は少ないですが、少し違った目で見てもらえれば幸いです。

断熱材は詰め込めばいいものではない

2016.08.21

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「住宅省エネルギー技術者講習」というセミナーを受けてきました。

住宅の省エネルギー性能を向上させるための断熱材の正しい施工方法

を建築業界に浸透させるための講習です。

わかってはいてもできていないこともあれば新しい発見もあります。

当社以前はハウスメーカーの仕事をしていたので、断熱材(グラスウール系)

の施工に関してはかなり詳しく教えてもらいました。

何のための省エネかというと家庭内のエネルギー消費は減少していないからです。

しかし、実際は住宅の断熱・気密化は進んでいます。

性能は上がっているのですが、家電製品が増えているというのも理由ではあります。

そのことは置いておいて、正しい断熱を施工すれば家の中の温度差がなくなること

は確かです。

部屋ごとの温度差だけでなく、一つの部屋においても床と天井の温度差を少なく

することができます。

快適な室内環境をつくるには必要なことなのです。

断熱の施工は、どの会社も工務店も家を造る限り必ず施工するものですが、意外と

正確な施工がなされていないことがあります。

原因の第一は、知らずに施工している、これでいいと思っていることがたくさんあります。

メーカーなどはいやでも職人さんに施工基準を教えて正しく施工するように指導しますが、

そういった経験もなく施工のための講習も受けたことがない職人さんにとっては分からない

事があるからです。

施工を管理する監督がわかっていれば防げますが、監督も知らないという可能性もあります。

間違った施工は取り返しのつかないことのなることもあります。

当社はエアパスという断熱施工がほとんどです。新築に限ってですが。

エアパスは壁の中を空気が通るように施工するのですが、この断熱の仕方は普通の断熱施工

とは全く違います。

一般的な高気密・高断熱は断熱材の隙間などあってはなりません。

断熱の考え方が全く違います。

詳しく見てみると一般的なグラスウールによる断熱の方がずっと難しいです。

室内側の空気が断熱材の中に入らないように施工しなければならないのですから。

正しい施工がされている割合は残念ですが、かなり低いのではないでしょうか。

消滅可能性都市

2016.08.19

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野村総研の調べによると2016年から2030年までの

新築着工戸数及びリフォーム市場規模の予測は

2020年度には約79万戸

2025年度には約67万戸

2030年度には約54万戸

となっています。

2015年度が約90万戸でしたから大幅に減少していきます。

統計上2020年には人口は-400万人、2015年から-3パーセント

ですから、当然かもしれません。

住宅業界も大きく影響を受けますが、それ以外にもいろんな業界

が変化を余儀なくされます。

何より人口の減少は、もっと大きな現象を引き起こします。

「消滅可能都市」という言葉を聞いたことがあると思います。

子供を産む人の大多数を占める「20~39歳の女性人口)が2010年から

30年間で5割以上減る自治体のことで、1800市町村のうち49.8%にあたる

896自治体が該当するそうです。

そして、「消滅の可能性が高い」自治体として2040年の人口が1万人を

割る523自治体(29.1%)が該当します。

当然もともと人口の少ない山村がたくさん該当するのですが、東京23区でも

消滅の可能性のある区があります。

何かとんでもないことのようですが、1900年 明治33年の時の人口はわずか

43,847,000人でしたから今が多すぎるだけなのかもしれませんね。

しかも、あくまで予測ですから将来何が起きるかは誰もわかりません。

それにしても未だに開発をかけて山を切り崩し、分譲地を作るというのは一体

どうなっているのでしょう。

家を造る仕事をしていても不思議に思います。

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